大規模地震災害発生時における協力機関との連携による倒壊家屋からの救助訓練を実施しました。

更新日:2025年03月28日

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令和6年12月7日、上台町旧森小学校教員住宅を利用した倒壊家屋からの救助訓練を実施しました。

大規模な地震が発生した際に倒壊家屋から、地域の「消防団員」及び「住民」や「解体業者」等の協力を得て、人命救助活動ができるように連携し減災意識向上を図るための訓練です。

 

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訓練参加機関 「森町消防本部」 「森町消防団」 「森町建設協会」 「株式会社マルミツ」 「上台町内会」 「北海道函館方面森警察署」 「森町役場防災交通課」 「森町役場総務課」 計7機関の参加となりました。

屋根が落ち、倒壊した家屋の中に取り残された要救助者がいます。ここから協力機関と連携し救助活動を実施していきます。

森町役場で保有しているドローンを使用し、人が近づけない危険な現場の被害状況をいち早く確認することが可能。森町役場職員による操作で上空から状況調査を行っている様子です。

現場へ行くための道路が倒木により塞がれています。

株式会社マルミツと森町消防団の協力により倒木を撤去、森町消防本部の緊急車両が無事に現場の近くまで進入することができました。

株式会社マルミツの重機により瓦礫を撤去、救助隊が要救助者を救出。

上台町内会が服や木の棒を組み合わせた簡易的な担架を用意し安全な位置までの搬送を行っています。

運ばれた傷病者を上台町内会で応急手当しています。傘やタオルを使って骨折した足を固定しています。

到着した救急隊に傷病者を引き継ぎ、救急車で病院への搬送を実施します。

森町消防本部では、今後もこのような訓練を行うことで

大規模災害が発生し消防力が行き届かない中でも、消防団や地域住民の協力のもとで

災害対応力を養うべく様々な訓練や取り組みに努めていきます。

 

この記事に関するお問い合わせ先

森町消防本部
北海道茅部郡森町字森川町280-4
電話番号:01374-2-2125