【全国学校給食ホタテ提供事業】森町のホタテを使用した給食が全国で提供されています

更新日:2025年03月28日

ページID : 1197

中国が日本の水産物の輸入を全面的に禁止する措置を取ってから、森町では町内事業者からホタテを買い取り、全国の学校給食に無償で提供する取り組みを行っています。

北は北海道、南は沖縄までホタテの提供希望があった全国約120自治体、1,740校ほどの小中学校へ11月末より順次発送を開始しました。

森町のホタテを使用した学校給食は、既にいくつかの小中学校で振舞われており、提供先の自治体や学校から、喜びの声があがっていますので一部抜粋してご紹介いたします。

東京都西東京市 保谷第一小学校

ご飯、汁物、パック牛乳と、レースペーパーに包まれたホタテの香草チーズパン粉焼きがトレーに載せられた給食の写真

ホタテの香草チーズパン粉焼き

 水産物の輸出減小により、深刻な影響を受けている北海道森町のホタテを、西東京市の全小中学校に無償提供していただきました。本校では、「ホタテの香草チーズパン粉焼き」として、粉チーズやバター醤油を混ぜ込んだパン粉を、ホタテにのせてオーブンで焼きました。(写真ではよく見えませんが、じゃがいもやブロッコリーなどの野菜もホタテの下に敷いています。)
 まずは、給食室に届いた、直径4~5センチメートルもある立派なホタテの貝柱に、栄養士も調理員も圧倒されました。給食では使用することのない高級食材に緊張しながら、大切に調理しました。
 子どもたちの反応はとても良く、「めっちゃうまい、レストランの味!」「5つ星を差し上げます。」「いつまでも頬っぺたに入れておきたいくらい、食べるのがもったいない美味しさ。」と、大絶賛でした。ホタテなどの貝類が苦手な児童もいるので、好き嫌いが分かれると予想していましたが、「ホタテは苦手だけど、今日のは食べられたよ。」と、嬉しい報告をしてくれる子もいました。
 生産者の方々は大変な中とお察ししますが、苦しい中にもこのような機会をいただけて、森町の皆様に感謝でいっぱいの「西東京市ホタテデー」でした。

保谷第一小学校のホームページは、下記リンクからご覧になれます。

西東京市のホームページでは、「市立小中学校ホタテデー」と題し、動画の掲載がされております。下記リンクからご覧ください。

徳島県徳島市 富田中学校

ご飯、ブロッコリーとオムレツが盛り付けられたお皿、パック牛乳と、ホタテのクリーム煮がシルバーのトレーに載せてられた給食の写真

ホタテのクリーム煮

岡嶋町長が映った大きなモニターの両脇に、先生と生徒たちが立ち、その前の机に敷かれたランチョンマットに給食が並べて置いてある写真

岡嶋町長と内藤市長と富田中学校の生徒たち

大きなモニターに映った岡嶋町長と、モニターの前に立った先生と生徒たちが、腕を上下にして阿波踊りのポーズをとっている写真

阿波踊りのポーズで記念写真

「北海道森町」のおいしいホタテを給食に~市長さんとランチミーティング~

2023年12月7日
12月7日の給食は、「北海道森町」から無償でいただいたホタテをふんだんに使用したクリーム煮でした。大粒で肉厚のうまみたっぷりのホタテを味わいながら、おいしくいただきました。給食の前に、森町のホタテの給食提供にご尽力くださった内藤市長さんが来校され、森町の岡嶋町長さんともZoomでつながり、本校生徒会のメンバーと一緒にランチミーティングを行いました。
岡嶋町長さんからは、森町の魅力やホタテのおいしい食べ方なども教えていただきました。岡嶋町長さんも、内藤市長さんも、生徒会のメンバーからの質問にていねいにお答えくださり、「自分たちで考え、実行していくことの大切さ」を学ぶことができました。北海道森町とも交流を深めることができた貴重な経験となりました。

富田中学校のホームページは下記リンクからご覧になれます。

三重県 ぼだいじこども園

「北海道茅部郡森町の皆さんへ」とのコメントとホタテ料理やホタテについての制作作品と発表の様子を写した写真がたくさん並んだ画像

先日は立派なホタテをいただき、ありがとうございました。
肉厚でうまみが凝縮され、こどもたちはみんな大喜びで美味しくいただきました。
北海道について、森町について、そしてホタテについて理解を深めるために食育活動を行いました。
感謝の気持ちを込めて、その時の様子を送らせていただきます。
この度は貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。

ぼだいじこども園のホームページは下記リンクからご覧になれます。

東京都清瀬市 清瀬小学校

「きょうのこんだて」と書かれた紙とホタテの説明が書かれたホタテの形の紙の前に、ホタテピラフ、スープ、フルーツポンチ、パック牛乳が載った緑のトレーが置かれている写真

ほたてご飯

上左:炒めたピラフを大きなバットに移している写真、上中:ざるに入っているみかんをお玉で掬っている写真、上右:トングで芋を銀色のトレーに置いている写真、下左:人参を包丁で切っている写真、下中:青いビニール手袋をした人差し指と親指で、大きなほたてをつかんでいる写真、下右:具材が入った大きな鍋をかき混ぜている写真

ほたて給食調理の様子

黒板前のモニターに映っている2人の男性と、教室の生徒たちがオンライン交流をしている写真

オンライン交流の様子

北海道森町の水産課や砂原漁業協同組合の方にお力添えをいただき、清瀬小学校のとオンラインで交流授業をしました。
4時間目は5年生の総合的な学習の時間として、ホタテについて話を聞いたり、養殖業やそこで働く人たちの様子を質問して教えてもらいました。
給食時間では、森町について教えてもらったり、実際に子供たちが食べている様子を見てもらいました。
まるまる大きなホタテに子供たちは大興奮、「めちゃでかい!」「おいしい~」「うま!!」「ホタテはじめて食べたよ」と大喜びの様子が伝えられてよかったです。

東京都清瀬小学校のホームページは下記リンクからご覧になれます。

清瀬市シティプロモーション課より動画の提供がありましたので下記リンクからご覧ください。

長野県坂城町 坂城小学校

ご飯、味噌汁、野菜とホタテフライが盛られた皿、瓶牛乳がトレーに載せてある給食の写真

ホタテフライ

白の給食着を着て、帽子を被った児童が自分の席で給食を食べている写真

ホタテフライを食べている生徒たち

白の給食着を着て、帽子を被った児童たちが集まってじゃんけんをしている写真

余ったホタテフライを食べたい人じゃんけんの様子

12月20日(木曜日)、町内の小中学校の学校給食で北海道森町からいただいたホタテを使った「北海道海の恵み応援献立」が提供されました。
 これは、東京電力福島第一原発の処理水の放出を受けて中国が日本産の水産物の輸入を全面的に停止したことにより大きな影響を受けた、ホタテ養殖が盛んな北海道森町が全国の学校給食にホタテおよそ50万食分を無償で提供してくれることになり実現したものです。
 坂城小学校では、給食の時間の放送で森町から無償提供されたホタテを使った給食であることが紹介され、食事が始まると、ホタテフライを先に食べるか後に残しておくか友だちと嬉しそうに話している児童や早速食べて「美味しい!」と口にする児童など、「特別な」給食を美味しそう食べていました。また、「余ったホタテフライを食べたい人じゃんけん」では、クラスの約1/3が参加し、1戦1戦が白熱していました。
 6年1組では、事前に森町のこの取り組みについて学んでいて、児童からは「森町の取り組みがすごい」「ホタテを販売できるようにするためには多くの人の手がかかっていることを知った」「森町の皆さんに感謝の気持ちを持って食べたい」「私たちが美味しく食べて安全であることを示したい」「給食に出るくらい安全であると伝えたい」など、さまざまな意見が出ていました。

坂城小学校のホームページは下記リンクからご覧になれます。

神奈川県厚木市

パン、野菜、パック牛乳とホタテのクリーム煮がトレーに載せてある給食の写真

ほたてのクリーム煮

大量のほたてが載った黒いトレーがスチームコンベクションオーブンの前にたくさん並んでいる写真

スチームコンベクションオーブンで蒸している様子

大量のほたてが入った大きなボウルを2人の調理員が抱えて材料の入った大きな鍋に入れている写真

ほたて給食調理の様子

北海道森町からいただいたほたてを給食で提供しました

 北海道森町で実施している「全国学校給食ホタテ提供事業」によりいただいたほたて貝柱を、Aコース1月23日、Bコース1月25日にほたてのクリーム煮として提供しました。
この事業は、東京電力福島第一原子力発電所のALPS処理水海洋放出によって、中国政府が日本からの水産物輸入を全面停止したことによる、損失補填のための事業の一つとして実施されています。
冷凍で届いたほたて貝柱を一度蒸してから蒸し汁ごと加えたので、蒸したときに出たエキスも無駄なく使用することができました。ほたての旨味をたっぷりと味わうことができ、生徒や教職員からも「とてもおいしかった!」という声をたくさんいただきました。
また、ビーンズサラダに使用している大豆は、厚木市産の大豆です。甘味があっておいしかったです。

この記事に関するお問い合わせ先

商工労働観光課
北海道茅部郡森町字御幸町144-1
電話番号:01374-7-1284