もりまち消防本部『予防課だより Vol.4』

更新日:2025年03月28日

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1.消防訓練実施してますか?

防火管理者を選任している防火対象物は、消防法で毎年、消防訓練(消火・避難・通報訓練)の実施が義務付けられております。
しかしながら、防火管理者を選任していても、一部では消防訓練を実施していない施設があるのが現状です。
当然、このような施設は消防法違反となるため、立入検査の際に消防職員が指導を行っております。
消防訓練はやる気さえあれば、お金を掛けることなくいつでも出来ますので、必ず定期的に実施しましょう。
希望があれば、訓練用の水消火器の貸出しを行っておりますので、消防署までお問い合わせください。

消防訓練は、防火管理者の責務です!

「森町防災センター」の建物の入り口で職員の方々が消火器を持って消防訓練をしている写真

昨年森町防災センターで行われた防火管理研修会での消火訓練の様子(画像を一部加工してます)

2.暖房器具の火災に注意してください!

北海道内の火災原因は毎年、「こんろ」、「たばこ」、「ストーブ」この3つが上位となっております。
森町も過去の火災原因は、1位「ストーブ」、2位「たばこ」、3位「こんろ」でほぼ北海道の火災原因と同様の結果となってます。
今年は北海道内や全国的にも、火災が増加傾向にあるように感じております。
ほぼ毎日のように、住宅やマンションで火災が発生したとの報道をテレビや新聞で見ますし、
さらに、そこで死傷者が発生したという内容を見ると本当に心が痛みます。
普段当たり前に使っている暖房器具であっても、ほんのちょっとしたうっかりが火災を起こしてしまいます。
まだまだ北海道は、暖房器具を使う時期が続きますので、特に次のことに注意して、火災を起こさないようにしましょう。

暖房器具を使用するときの注意点

暖房器具の周りには洗濯物を絶対に干さないようにしましょう。

火がついているストーブの上に洗濯物を干しているイラスト

洗濯物がストーブに落ちて火災になっている事例が多くあります。

石油ストーブに給油するときは、必ずストーブの火を消しましょう。

火がついているストーブにポリタンクから給油しているイラスト

古いストーブには安全装置がなく付けたまま給油し火災になる事例が多くあります。

ほかにも

  • 就寝する際布団などが暖房器具に接触し火災になることがあるので、寝る前にはスイッチを切りましょう
  • スプレー缶は暖房器具の熱により、破裂や爆発を起こすことがあるので注意しましょう。
  • 石油ストーブのタンクに灯油を給油する際は、安全な場所で給油し保管しましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

森町消防本部
北海道茅部郡森町字森川町280-4
電話番号:01374-2-2125