貯水槽水道の標準的な清掃方法

更新日:2025年03月28日

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  1. 槽内の点検
    貯水槽内の点検を行い、塗装等の補修が必要な場合は、必要な補修材を準備する。
  2. 水質検査の実施
    末端給水栓において残留塩素の測定及び透明なガラスのコップ等に水を取り、色・味・臭気・濁りの有無を確認し、結果を確認する。
  3. 水槽上部の清掃
    マンホールのふたを開けたときに、天井の上部にたまっているゴミやほこり等が水槽内に入らないように、水槽の天井上部の清掃をする。
  4. 給水元栓の閉栓
    受水槽への給水の元栓を閉栓する。
  5. 高置水槽へ揚水
    高置水槽を満水にする。
    (高置水槽がない場合は必要なし)
  6. 受水槽の排水
    水抜栓から排水、又は揚水ポンプ、残水処理機等を用い排水する。
  7. 使用器具の消毒
    バケツ等に塩素濃度約1リットルあたり50ミリグラムの次亜塩素酸ナトリウム溶液に入れ、デッキブラシ等の器具を侵し、消毒する。
  8. 槽内清掃
    デッキブラシやタワシで清掃する。清掃は水洗いを行い、洗剤は使用しない。清掃終了後は水槽内の残水を抜き取る。
  9. 消毒
    塩素濃度約1リットルあたり50ミリグラムから1リットルあたり100ミリグラムまでの次亜塩素酸ナトリウム溶液をモップ等で水槽内の全面に塗布する。30分程度放置した後、水洗いを行う。再度、残水を抜き取り、消毒をもう一度行う。
  10. 水張
    消毒排水を完全に排出した後、30分以上経過してから水槽内に水を張る。
  11. 高置水槽の清掃
    受水槽と同様の手順で清掃する。
  12. 水質検査の実施
    末端給水栓において残留塩素の測定(1リットルあたり0.2ミリグラム以上。ただし、消毒残水が残っていると高濃度になるので注意する。)及び透明なガラスのコップ等に水を取り、色・味・臭気・濁りの有無を確認し、結果を確認する。
  13. 給水開始

上記消毒作業については、有毒な塩素ガスの発生による危険が伴いますので、十分に室内や槽内の換気を、行いながら作業をする必要があります。

この記事に関するお問い合わせ先

上下水道課
北海道茅部郡森町字上台町326-1
電話番号:01374-2-0985