大規模災害時における災害廃棄物等の処理の協力に関する協定を締結しました
大規模災害時における災害廃棄物等の処理の協力に関する協定を締結しました
有限会社茅部清掃(菊地貴博代表取締役)及び森清掃株式会社(高田ゆかり代表取締役)と森町は、3月17日に役場で大規模災害時における災害廃棄物等の処理の協力に関する協定締結式を執り行いました。
本協定は、大規模災害発災時に発生する災害廃棄物の収集運搬及び処理等の実施について定められたものとなっており、町内の一般廃棄物の収集運搬業務や森町リサイクルプラザにおける中間処理業務及び一般廃棄物最終処分場の管理業務を行っている2社と協定締結を行いました。

協定書の取り交わしを行った際、岡嶋町長より「日頃から町内の清掃に関する業務を担っていただいている2社の皆様と協定を締結することができて大変心強く感じております。この協定は災害発生時の復興に向けて迅速に対応するための協定です。災害は無きに越したことは無いが、町民の生命・財産を守るためにも重要なものだと思っております。災害が発生する前の段階から知恵を貸してもらい備える。そして発災時には力をお借りしたいと思います。本日はありがとうございました。」と感謝を申し上げました。
森清掃株式会社 高田ゆかり代表取締役より「森町からの要請について、森町の企業として嬉しく思っている。茅部清掃様と一緒に協力していきたい」、有限会社茅部清掃 菊地代表取締役は「平時において、日頃業務を行っている中で培った技術・ノウハウをお伝えするとともに発災時には、しっかりと協力をしていきたい」と両企業ともに心強い抱負を述べられました。これからのご協力をお願いします。
この度の協定における協力事項については以下のとおりとなっております。
(1)被災現場からの運搬
(2)仮置場の設置運営
(3)仮置場からの搬出
(4)し尿回収
(5)収集運搬
以上5項目、災害が発生した際に出る一般廃棄物(ごみ及びし尿等)の収集運搬や処理に関する協定の締結を行いました。
大規模災害が発生した場合、津波警報の解除や余震の恐れが無くなった数日後には、災害ごみの片づけが始まるといわれております。
水に浸かってしまった家財については、二次災害の危険が無いと判断した場所に、森町が設置した仮置場に運んでいただく予定です。
今後、森町と協定締結事業者による仮置場の設置訓練や、運搬訓練を行っていきたいと考えております。合わせて、町民の皆様向けに仮置場への持込を体験していただく機会を設けられたと考えております。
発災時に迅速な対応を行うためにも、日頃の備えを行うとともに、町民の皆様に対して情報を発信してまいります。
この記事に関するお問い合わせ先
環境課
北海道茅部郡森町字砂原東4丁目2-39
電話番号:01374-8-3320
更新日:2025年04月01日