鯡(にしん)供養塔

更新日:2025年03月28日

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鯡(にしん)供養塔(道指定有形文化財)

「茅部の鯡供養塔」と書かれた石碑と、ガラス張りの小屋に囲まれた石碑を写した写真

蝦夷地と呼ばれていた江戸時代からニシン、サケ、コンブ等の産地として知られ、「茅部場所」という漁業交易区域が設置されるほどでした。森村の浜辺も毎日銀色に埋め尽くされ、人々でにぎわいました。
しかし、あまりにも豊富にとれるニシン等は、当時の加工技術が間に合わず、土中に埋められてしまいました。
信仰深い漁師たちは、そのニシンを供養するため宝暦7年(1757)に建立した石塔が今に残っています。

木製の枠の中に文字の書き込まれた黒いボードが設置されている写真

森町文化財マップ(Googleマップ)で位置を確認する

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社会教育課
北海道茅部郡森町字御幸町132
電話番号:01374-2-2186