森町マイクロ水力発電実証事業を開始しました
2015年8月28日
町では、環境にやさしい持続可能な社会を目指して、森町地域新エネルギービジョンを平成27年1月に策定し、新エネルギーの導入について取り組んでいます。
今回、普及啓発事業の取り組みのひとつとして、青葉ヶ丘公園親水ひろば(通称・ひょうたん池)水路の高低差を利用したマイクロ水力の実証実験を開始しました。
マイクロ水力発電とは、水が高いところから流れおちる力を利用して水車で発電機をまわす発電方式です。そのうち出力規模の小さいもの(100kW以下)を一般的にマイクロ水力と呼んでいます。規模は大変小さいですが、一定の水の流れがあれば気象条件に左右されず、安定的な発電ができることが利点です。また、発電の過程で地球温暖化の原因とされる二酸化炭素を排出しない、自然環境にやさしいエネルギーです。
水車は「らせん式水車」「縦軸水車」「下掛水車」の3種類を設置し、地元の「道南スギ」で作られた見学用デッキから発電の様子を間近で見学することができますので、ぜひお立ち寄りください。
また、ご希望があれば現地でのマイクロ水力発電事業に関する説明を実施いたしますので個人・団体問わずご希望のある方は役場企画振興課までお問い合わせください。
(写真左)らせん式水車・縦軸水車
(写真右)下掛け水車
お問い合わせ
企画振興課
振興係(役場本棟2階)
電話:01374-7-1283