旬のマダラを使った食育授業が行われました

2024年12月26日

砂原漁業協同組合地域振興部会では、町も参画する地域マリンビジョン協議会の取組みの一環として子どもたちの魚離れを防ぎ、漁業への関心の向上を目指し、さわら小学校、砂原中学校と協力し出前授業や食育、漁業体験活動などを実施しています。

 

12月11日(水)に砂原漁業協同組合新荷捌所のふれあい体験室にて、さわら小学校6年生を対象に漁協女性部協力のもと、今が旬の新鮮なマダラを使った食育授業が行われました。メニューはフライとみそ汁。はじめに各班に分かれ皮の引き方、身の切り方や骨を抜くコツなどの指導が丁寧に行われ、児童たちは作業に苦戦しつつも真剣に取り組みました。

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フライ作りでは、食べやすい大きさに切り分けた後、衣を付け揚げる作業に取り掛かりました。中にしっかり火が通るよう揚げることができ、どの班もきれいなきつね色に仕上がりました。

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みそ汁は野菜を切り、白子は丁寧に洗って鍋に投入。味噌と味の決め手となるマダラの肝を入れ火にかけ完成を待ちました。

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完成した料理に子どもたちは「おいしい!」と感動しつつ、「皮を引くのが難しかった」「魚を捕ってくれる漁師さんに感謝したい」「ご飯が欲しくなった」など話していました。

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普段何気なく私たちが食べている海の恵みですが、それは日々努力し魚を捕ってくれる漁師さんがいるから食卓に並ぶという事を改めて認識し、感謝していただいていかなければなりません。

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