令和6年森町議会12月会議行政報告
行政報告を行います。
9月会議以降、今日に至るまでの主な活動について、ご報告申し上げます。
今年は11月に入ってからも比較的穏やかな気候が続いておりましたが、ここ数日は寒い日が続き、冬の訪れを実感しているところであります。
はじめに、10月6日に行われた森町長選挙では、多くの町民の皆さまからのご支援を賜り、町政2期目への負託をいただきました。
これまで町政へ頂いたご協力や、ご指導ご鞭撻に対して全ての町民の皆さまへ感謝を申し上げるとともに、皆さまからのご支援のおかげをもちまして心強く2期目の町政を始められたことに対し、重ねて心より感謝申し上げます。
2期目の初登庁となった10月21日は、午前8時から職員に対し訓示をいたしました。
その後、議会10月会議では所信表明をさせていただきました。その場でもお話しさせてもらいましたが、私の原点は町民主役のまちづくりであります。町民の皆さまが今以上に誇りを感じられるまちづくりを引き続き追及していく所存であります。
本年8月16日に函館市にある社会医療法人 高橋病院の高橋理事長より「ICTを活用した地域連携システムの構築について」という内容で町内の介護保険施設の職員などを対象に講演をしていただいた経緯から、標準型電子カルテ、電子カルテ情報共有サービスのモデル事業への参加を依頼されました。
医療DXを推進することにより、今後、救急・医療・介護現場で切れ目ない情報共有が可能となり、迅速で的確な治療を受けることができるメリットがあります。
また、本モデル事業への参加により町民の皆さまに安全・安心な生活の一端を全国に先駆けて提供でき、かつ病院の先進的な取組みが評価されれば、医師や医療専門職員の確保に繋がると判断し参加を表明いたしました。
電子カルテ情報共有サービスのモデル事業は全国の都道府県で10箇所設定されております。北海道では国立病院機構函館医療センター、社会医療法人 高橋病院と当院の3病院が推進することとなり、11月6日には、厚生労働省医政局が主催のキックオフミーティングが開催されました。
また、12月18日には、この3病院で「ICTを活用した地域連携システムの構築に関する協定」を締結する予定となっており、更なる医療連携の強化を図って参ります。
さて、11月23日から24日にかけては、静岡県森産業祭「もりもり2万人まつり&農業祭」の招待を受け、木村議長、毛利教育長、物産協会関係者とともに参加してまいりました。
祭り当日は好天に恵まれ、朝からたくさんの来場者でまつり会場を埋め尽くすほどの盛況ぶりで、私も物産協会の皆さんと一緒に北海道の海の幸を販売させていただきました。
オープニングセレモニーでは北海道森町の水産物や、北海道の一次産業の現状などをご紹介させていただくとともに、地元の中学生の皆さんにも販売のお手伝いをいただきました。おかげをもちまして人気の紅サケは販売開始後すぐに、焼きホタテは10時半に完売となりました。
また、太田町長から台北駐日経済文化代表処 横浜分処の張淑玲 (ちょう しゅくれい)処長をご紹介いただき懇談させていただきました。当町においても昨年8月に台湾の彰化県彰化市と友好交流協定を締結しました。両森町の友好が台湾との交流を機に益々深まることを心から願っております。
最後となりますが、12月7日に解体撤去される上台町旧森小学校教員住宅を利用し、大規模地震災害発生時における倒壊家屋からの救助訓練を実施し、多数の方々に参加・参観して頂きました。
この訓練は、倒壊建物から要救助者を救助する想定で、上台町内会、森町建設協会、消防、警察、役場職員で協力し合い、被害の確認、瓦礫の除去、救出・搬送、応急手当や救急車引継ぎまで、安全を確認しあいながら行う訓練でした。
これからも災害に備える訓練として、森町の「自助」、「共助」、「公助」の協働と、森町に見合った救助体制構築に向け、訓練を実施してまいります。
以上、行政報告といたします。