マイクロ水力発電施設見学会並びに新エネルギー施設見学ツアーを開催しました。
町では、環境にやさしい持続可能な社会の実現を目指して、森町地域新エネルギービジョンに基づき、新エネルギーの導入に取り組んでいます。その普及啓発事業の取り組みのひとつとして、青葉ヶ丘公園親水広場(通称・ひょうたん池)水路の高低差を利用したマイクロ水力発電を行っています。現地では地域材の「道南スギ」で作られた見学用デッキから間近で水車を見学することができるマイクロ水力発電施設の見学会や、町内再生可能エネルギー施設をめぐる見学ツアーも行いました。
※実証事業の終了に伴いマイクロ水力発電施設の見学は終了いたしました。今まで見学にお越しいただきありがとうございました。
(マイクロ水力発電については、見学の代替となる動画等の作成を検討しております)
【マイクロ水力発電とは】
水力発電は、水が高いところから流れ落ちる力を利用して水車で発電機をまわす発電方式です。そのうち出力規模の小さいもの(100kW以下)を一般的にマイクロ水力発電と呼んでいます。規模は小さいですが、一定の水の流れがあれば気象条件に左右されず、安定的な発電ができることが利点です。また、発電の過程で地球温暖化の原因とされる二酸化炭素を排出しない、自然環境にやさしいエネルギーです。
個人・団体問わず幅広く見学会を行っており、今年度も多くの方々にご見学いただきました。
▼10/9 森町立森小学校5年生
「総合学習」の一環として、新エネルギーの仕組みを学んだほか、ほくでんネットワークの広報車「エネゴン」の機材や電気自動車を使って電気の仕組みや節電の大切さについて学びました。
▼10/18 森町立砂原中学校2年生
町内の新エネルギー施設見学ツアーとして地熱発電所、地熱利用熱交換施設、太陽光発電所を見学し、環境にやさしい発電の仕組みについて学びました。