令和6年度森町議会9月会議行政報告
行政報告を行います。
令和6年6月会議以降、今日に至るまでの主な活動について、ご報告申し上げます。
今年も早い時期から夏の猛暑が予測されておりましたが、8月に入ってからは連日のように30度前後の気温が続く猛暑となりました。
これから気候の変化が激しい秋に向けて、町民の皆様方には体調管理に十分気を付けていただきたいと願っております。
最初に、複合施設についてご報告いたします。
町では、森町複合施設整備に関し、町内7団体の代表者及び町内高等学校、中学校の生徒代表で組織する「森町複合施設整備検討協議会」を設置し、7月19日に第1回目の協議会を開催しました。
会議では、施設整備に至るまでの経過や建設候補地選定理由などについて説明させていただき、各委員からの意見や質疑は9月後半に予定している次回会議でお受けすることを決め、閉会しました。
また、7月30日には、森町公民館で建設候補地に係る住民説明会も開催いたしました。
町側の説明後には、参加された町民の方々より多くの質問がありましたが、頂戴したご意見などをしっかり受け止め進めていきたいと考えております。
さて、今年の夏も町内では各祭事が行われて来ました。8月8日の森稲荷神社例大祭は、好天に恵まれ、「夏のまつりinもり」も盛大に行われたことは大変喜ばしいことです。
また、お盆恒例の「さわら恋来い夏まつり」は毎年帰省する方々が楽しみにしているイベントでもあります。
今年は、やすらぎプラザが使用できず、また雨予報でもあったため砂原公民館での開催でありましたが、無事に終えることができました。
これら祭りなどの成功は、ひとえに実行委員会や関係各位の綿密な準備と協力によるものと感謝申し上げます。
今月は「さわらふるさとまつり」も開催されますので、成功裏に終了することを願うところです。
7月21日には青森県外ヶ浜町の「みなとまつり」が開催され、木村議長と共に訪問してまいりました。
今回の祭りは予報に反し好天に恵まれ、朝からたくさんの来場者でまつり会場を埋め尽くすほどの盛況ぶりでした。
また今年は、5年ぶりに物産館運営振興会も出店し、いかめし等を販売しましたが午前中に完売となりました。
さて、8月16日には、社会福祉法人 高橋病院の高橋肇(はじめ)理事長にお越しいただき、ICTを活用した地域連携システムの構築についてご講演をしていただきました。
地域からも、多くの事業所の皆さまにお集まりいただき、主催者として感謝申し上げます。
人口減少、少子高齢化が進む地域では、将来的に限られた資源で地域医療サービスを提供していかなければならない課題を抱えております。
しかし、ICTを活用し地域の医療資源や情報を繋ぐことで、地域医療介護施設が互いを補完しあう既存のシステムをさらにバージョンアップする事が可能です。全ては安心して住み続けられる地域を実現するため、森町国民健康保険病院はデジタルトランスフォーメーションを取り入れ、地域包括ケアシステムの更なる向上に寄与する体制作りを進めてまいります。
8月17日から20日にかけては、木村議長及び職員2名と共に台湾彰化県彰化市を訪問し、8月19日には、彰化市庁舎で友好交流協定を締結いたしました。
当日は、林彰化市長をはじめ、陳市民代表会主席、市役所職員、市民代表会の方など42名が出席。さらには、報道機関も10社以上が取材に訪れました。
林市長からは、彰化市と森町の間に多くの共通点があり、どちらも豊かな天然資源を持ち、観光産業の発展に力を入れていることが強調されました。
森町としても、この友好交流協定を基盤に、今後は観光、教育、農業分野での協力をさらに強化していくことを伝え、お互いにとってWin-Winの関係を築いていきたいと考えています。
以上、行政報告といたします。