ファイヤーコントロールボックスを使用した燃焼実験を実施しました。

2024年5月21日

  令和6年3月19日、森町消防本部敷地内にてファイヤーコントロールボックスを使用した燃焼実験を実施しました。

 

ファイヤーコントロールボックスとは、炎や煙の性状を理解するために部屋割りをして扉をつけた高さ1m程の

 

模型木造家屋のことをいいます。

 

 

 

 

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 消防活動を行う上で重要なことが、火を消す技術や火災性状を理解することです。

 

しかし、実際の火災は毎日遭遇することはなく、実現場のみで火災を理解するのは困難です。

 

 そこで考えられたのが、ファイヤーコントロールボックスです。

 

 ファイヤーコントロールボックスを実際に燃焼させ、煙の色の変化、酸欠状態における部屋の様子、

 

フラッシュオーバー、バックドラフト等といった燃焼現象を前兆から確認することにより、

 

有効な放水戦術や屋内進入時の危険性などを学習することができます。

 

 

 

 

 

 

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                    職員がOSB合板で作成したファイヤーコントロールボックス(模型木造家屋)

         

 

 

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                  フラッシュオーバーにより、室内の局所的な火災が、全域に急拡大する様子

 

 

 

 

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室内から噴出する黒煙にガストーチで着火するか実験           非接触温度計を使用し室内の温度を測定

 

 

 

 

 森町消防本部では、今後も創意工夫をこらしながら様々な訓練や取組みを積極的に行うことで、

 

消防活動能力の向上を図り、迅速な災害対応ができるように努めていきます。

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