もりまち消防本部『予防課だより』

2023年9月22日

 

1 もりまち消防ふれあい広場

 

 9月10日(日)恒例行事となった「もりまち消防ふれあい広場」が、森町消防本部で開催されました。

 

 普段は間近で見ることのできない、消防車や救急車に乗って家族で記念撮影をしたり、実際の火災現場で使う消防用ホースを使っての放水体験、救急・救助訓練展示等、さらに、昨年は出動により来場することが出来なかった、ドクターヘリ見学会には沢山の来場者が集まり、大好評で終えることが出来ました。

 

 平成25年から当消防本部の職員のみで、手探りの状態から実施を始めたこの体験型イベントですが、毎年反省点や課題を改善し、規模も徐々に拡大して、現在は森町消防団や森町防災士ネットワーク、森町防火協会、道南ドクターヘリ関係者のご協力も頂き、毎回様々な体験ブースを用意し、今年はわずか2時間半の間に377名もの来場があったことから、森町民や町外の方々に浸透したイベントに成長したことを実感しております。

 

 来年も「もりまち消防ふれあい広場」をこの時期に開催する予定でおりますので、次回まで楽しみにお待ちください。

 

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 消防本部横のヘリポートに1時間程駐機したドクターヘリには、絶え間なく写真を撮る人で賑わいました。

 

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 実際の現場を想定した、救急訓練展示の様子です。

 

 

 

2 住宅用火災警報器の設置率調査実施中です

 

 住宅用火災警報器は消防法令の改正により、平成23年からは全ての家庭において設置が義務付けられました。また、各市町村の条例でその設置・維持の基準についても定められておりますが、皆様の家庭には設置されてますでしょうか。

 

 法令改正後に新築された住宅には必ず設置されますが、それ以前に建てられた住宅については自分で機器を購入して設置しなければならないため、なかなか設置されていないのが現状となっております。

 

 この住宅用火災警報器は、火災の発生を早期に発見できるほか、一番の目的は就寝中の逃げ遅れを防ぐことです。いざというときに皆様の命を守る機器でありますので、特に高齢者のおられるご家庭やそれ以外のご家庭でも、必ず全ての住宅に設置していただきたいと願うところです。

 

 残念ながら、森町の設置率は、昨年まで68%であり、道内でとても低い水準となっております。

 

 この結果を踏まえて、当消防本部では9月中、過去の調査で設置率の低かった地域を中心に1軒1軒住宅を回らせてもらい、新たな設置率調査や広報活動を行っておりますので、皆様のご家庭へ訪れた際にはご協力の程よろしくお願いいたします。

 

 住宅用火災警報器の設置・維持に関する記事については、過去の掲載記事から詳しい内容をご確認できます。また、機器を購入して持ってはいるが、自分で取り付けることが難しい場合等、取付け支援の申請も出来ますので、是非ご活用ください。

 

住宅用火災警報器過去記事のリンクはこちらから

  https://www.town.hokkaido-mori.lg.jp/bunya/keiho/

 

 

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 今年外部団体の森町防火協会が作成した、こちらのマグネットステッカーは、各会員事業所内で掲示してPR活動にご協力して頂いております。

 

 

お問い合わせ

森町消防本部
予防課
電話:01374-2-2125