令和5年森町議会6月会議行政報告
行政報告を行います。
令和4年12月会議以降、今日に至るまでの主な活動について、ご報告申し上げます。
4年ぶりに行動制限のない第74回もりまち桜まつりが、4月29日から5月14日までの16日間で開催され、道内外から約15万8千人の花見客が森町の桜を楽しまれました。
4月に入ってからは暖かい気候が続いており、20日に標本木のソメイヨシノが開花し、観測史上最も早い開花宣言となりました。
4月29日のオープニングセレモニーでのテープカットを皮切りにスタートした今年の桜まつりは、4年ぶりにかつての賑わいを取り戻したお祭りであり、同時にさまざまな交流もありました。
5月3日・4日には、森蘭航路を活用し室蘭市民を桜まつりに招待する日帰りツアーが行われました。
この企画は、昨年6月、室蘭市において開港150年、市制施行100年記念事業の一環として「森蘭航路と室蘭港の歴史を巡るツアー」が開催され、森町民が室蘭市を訪れ、歴史を通じた交流が行われたことを受け、私から提案させてもらいましたが、ツアー初日の5月3日には、森港で青山剛室蘭市長ほか参加者30名の方を出迎え、その後森町の桜や歴史に触れていただきました。
ツアーに参加された方からは、ソメイヨシノが満開のときに来たいと再度の来町を心待ちにする声が聞こえておりました。
さて、今年は4年ぶりに友好町の静岡県森町より、太田町長をはじめ、新たに就任されました吉筋議長、産業課の職員一行が来町され、まつり会場において新茶の試飲と販売をしていただきました。
その後、議員の皆様にもご参加をいただきながら、歓迎昼食会も開催させていただきました。昨年11月に私が初めて静岡県森町を訪問して以来の再会となりましたが、友好町55年目を迎えた両町の絆が、より一層強まったと考えているところであります。
また、北海道森町ふる里の会の山形会長、若山副会長ほか11名の会員の方々も6年ぶりに桜まつりに併せて帰町されました。
13日に行われた歓迎会では、久しぶりとなる、ふるさと森町の近況に熱心に耳を傾けておられました。
2日目には、ばんば競技大会の観戦や関山などの桜を鑑賞し、お花見を満喫していただきました。
今回の帰町で、改めて森町の素晴らしさを感じ、そして昔を懐かしむ思いで胸がいっぱいになったとのご感想をいただき、大変喜ばしく感じているところであります。
フィナーレでは800発の大輪花火で幕をおろした今年の桜まつりが盛況理に終えることができましたことに、実行委員会をはじめ関係各位にあらためて感謝を申し上げる次第でございます。
最後となりますが、去る5月8日に新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが5類感染症に移行されたことに伴い、森町指定新型コロナ検査所を契約期間満了となる6月30日をもって閉鎖することになりましたのでご報告いたします。
コロナ検査所は昨年8月に開設し、6月2日現在で延べ2,561人の方が利用されました。
また、昨年4月より実施した自宅療養等をされている方に対する支援物資については、これまで1,450セットを提供したところでありますが、こちらも5類感染症移行に伴い5月2日の受付分をもって提供を終了しましたので併せてご報告いたします。
いまだ、新型コロナウイルスの収束は見通せない状況ではありますが、着実にかつての日常が戻りつつあると実感しているところであります。
以上、行政報告といたします。