HPVワクチンは平成25年6月から積極的な接種勧奨が差し控えられてきましたが、接種による有効性が副反応のリスクを上回ることが認められ、積極的な接種勧奨の差し控えは終了し、令和4年度より接種勧奨を再開しています。

　

 

１．接種対象者

（１）定期接種対象者　

　　＜対 象 者＞平成20年4月2日～平成25年4月1日生まれの女性

　　＜接種期間＞12歳となる日の属する年度の4月1日～16歳になる日の属する年度の3月31日まで（公費）

 

（２）積極的勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方(キャッチアップ対象者)

　　＜対 象 者＞平成9年4月2日～平成20年4月1日生まれの女性で過去に3回接種を受けていない方

　　＜接種期間＞令和7年3月末まで（公費）

　　　※平成19年4月2日～平成20年4月1日生まれの方は昨年度定期接種対象者でしたが、令和7年3月末までキャッチアップ対象者となり公費で接種可能です。

 

 

２．個別通知

　〇平成24年4月2日～平成25年4月1日生まれ⇨4月中旬に個別通知しています。

　〇平成23年4月2日～平成24年4月1日生まれ⇨令和5年度に個別通知しています。

　〇平成9年4月2日～平成23年4月1日生まれ⇨令和4年度に個別通知しています。

　　※キャッチアップ接種者（平成9年4月2日～平成18年4月1日生まれ）には通知の際に予診票を同封していません。

　　　接種希望の方は保健センターへご連絡ください。

 

 

３．料金

　対象年齢であれば無料（対象年齢を外れると任意接種となり自己負担）

 

 

４．ワクチンの種類

　公費で接種できるワクチンは、「サーバリックス（2価）」、「ガーダシル（4価）」、「シルガード9（9価）」（令和5年度より追加）の3種類です。原則同じ種類での接種が推奨されていますが、医師と相談の上、途中からシルガード9へ変更することも可能です。ワクチンの種類により、接種間隔など接種スケジュールが異なります。

 

 

「ヒトパピローマウイルス感染症～子宮頸がん（子宮けいがん）とHPVワクチン～」（厚生労働省ホームページ）

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