圧力鍋を安全に正しく使いましょう―入れすぎに注意、蓋の洗浄が重要です―

2021年8月12日

圧力鍋は、使い方を間違えると大きなけがにつながることがあります。事故情報データバンクには、令和3年3月までに圧力鍋に関連する事故情報が231件寄せられています。多くが高温の内容物に触れることによる熱傷で、治療に要する期間が1カ月以上の事故も多く発生しています。圧力鍋はメーカーや機種によって構造が異なりますが、次の注意点はどの圧力鍋でも共通です。必ず守り、取扱説明書や注意表示をよく読んで使用し、事故を防ぎましょう。

 

(1)使用前には、蒸気口など圧力調整部分に詰まりがないか確認しましょう。また、蓋と本体の間のパッキンにぬめりや劣化がないか確認しましょう。
   使用後は、特にパッキンの汚れをしっかりと落としてください。
(2)水と食材を合わせて2/3以下、豆類・麺類の場合は水と合わせて1/3以下の内容量で調理しましょう。
(3)完全に蓋を閉めた状態で調理を行い、鍋の中の圧力が下がったことを確認してから蓋を開けましょう。

 

困ったときは一人で悩まずに、「消費者ホットライン」にご相談ください。
身近な消費生活センターや消費生活相談窓口をご案内します。
消費者ホットライン  (局番なし)188

お問い合わせ

住民生活課
電話:01374-7-1084