子どもの歯磨き中の喉突き事故などに気を付けましょう!

2021年6月14日

 むし歯予防や口の中の衛生のため、歯磨きは子どもにとっても大切な生活習慣です。一方で、歯ブラシをくわえたまま転倒し、喉を突くなどの事故情報が、医療機関から消費者庁に寄せられています。

 平成28年4月から令和3年3月末までに、6歳以下の事故情報が120件報告され、そのうち3歳以下が104件となっています。中には、歯ブラシが口の中や喉に刺さって集中治療室に入室する必要が生じたなどの重大な事例が含まれています。

 

 歯磨きをするときは、保護者がそばで見守り、床に座らせて歯磨きをさせましょう。子どもが歯ブラシを口に入れたり、手に持ったりしたまま歩き回ると、転倒したり、人や物にぶつかってけがをする危険があります。

 また、子ども用歯ブラシは、喉突き防止対策を施したものを選び、保護者が仕上げ磨きをする歯ブラシと使い分けをしましょう。

 

歯磨き中に転んだ?!と思ったら・・・

子どもたちの転倒事故は、転倒の瞬間の場面を見ていなかったケースがほとんどです。歯ブラシを持ったまま転んだかも?!と感じたら次のことをチェックしてみてください。

  1. 持っていた歯ブラシに血液はついていませんか?
  2. 口の中をしっかり観察しましょう
  3. 2、3日は全身の状態を注意深く観察してください。

 

夜間に病院を受診するか判断に迷ったら・・・

子ども医療相談電話(#8000)にかけると、小児科医師・看護師から適切な対処の仕方や受診する病院等のアドバイスを受けられます。

 時間 19:00~翌日8:00(休日含む)

お問い合わせ

住民生活課
電話:01374-7-1084