10月11日執行の森町長選挙で町民の皆様から暖かいご支援をいただき、合併後、第４代目の町長として町政をお預かりすることになりました岡嶋康輔です。

 

今、森町では、人口減少・少子高齢化が進み、その課題解決のための様々な挑戦が求められております。

 

技術革新を利活用した一次産業への支援、他町村に引けを取らない切れ目のない子育て支援の構築、将来のまちを見据えた地域公共交通網の整備維持、地域医療介護体制の維持、森町の魅力を世界に発信する観光チャンネルの創造、歴史文化芸術を次世代へつなぐ人材育成、安心安全を持続するためのインフラ整備と将来性のある公共施設のデザイン、新たな生活様式に対応し森町で行う地方移住の促進と企業の誘致。紙面には書ききれないくらいまだまだたくさんございますが、20年後30年後にこの森町で住み暮らす人々のために、今すぐにでも様々なことに取り掛からなければなりません。

 

その中で私は、まちづくりはひとづくりであり、町民の皆様が自分たちの手でこの町をよくしているという実感がまちづくりには必要だと考えます。そのためにも『今こんなことがまちの課題として存在している』、『それを解決するためこんなことが計画されている』といった情報の公開を進め町民の皆様と森町の未来への道筋をしっかり共有させていただきたい。そして役場職員の皆さんの力をやりがいをもって十二分に発揮していただき、町民の皆様の生活やお仕事を全力でお支えしながら、行政と町民の方々が一丸となるまちづくりを進めていきたいと考えております。

 

私の原点は町民主役のまちづくりです。『私のまちづくりへの想いが、この町に住み暮らす誰かのためになっている』と、町民の皆様が誇りを持ってそのように感じられるまちづくりを進めさせていただきます。そのためにも『もっとこうしたら森町はよくなる』といったアイデアやご意見をしっかり受け止め、それを森町の新たな魅力へと変化させる、そんなワクワクする町政をしっかりと実現してまいります。

 

コロナ禍により様々な活動が縮小を余儀なくされる中、前例のない事へのチャレンジが、世界中で求められております。近隣町村に遅れを取らぬよう連携ご協力をいただきながら、全力で取り組んでまいりますので、町民の皆様にはより一層のご支援・ご理解を心からお願い申し上げ、就任のご挨拶とさせていただきます。

 

森町長　岡嶋　康輔