冷凍機械

2020年4月3日

冷凍機械(町指定有形文化財)

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 大正9年、日本の冷凍食品事業が森町ではじまり、令和2年に100周年を迎えます。山口県小郡出身の実業家である葛原猪平は、日本初の本格的な冷凍工場を森町港町に建設し、工場の操業を開始しました。 

 冷凍工場は、凍結室と冷蔵室を各3室とアメリカ製のコンプレッサー(圧縮機)と原動機を2台ずつ備え、これらの設備を用いて森沿岸の魚を冷凍し消費地へと出荷していました。冷凍機械(コンプレッサー・電動機各1台)は半世紀にわたり動き続け、昭和44年に稼働を停止します。日本の冷凍食品事業の発祥を伝える歴史的な価値をもつものとして昭和48年9月1日に町指定文化財に指定されました。

 

 上のロゴは日本冷凍食品事業100周年を記念し日本冷凍食品協会により作成されたものです。

 「100」の部分は、年輪をイメージしたグラデーションにより冷凍食品やそれに携わる人々の歴史を表しています。「FROZEN FOOD ANNIVERSARY」の流れるようなデザインには、これからさらに進化し成長していく意志が示されています。(日本冷凍食品協会HPより)

 



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