議会の運営
通年議会の導入(招集と会期)
森町議会は、平成23年1月から「通年議会」を導入実施しました。通年議会とは、年1回議会を招集し、会期を通年と定め、議長の判断により休会と再開を繰り返す仕組みです。
通年会期であることから、議案の受理や議案等の委員会付託が随時でき、一般質問もより弾力的に行うことが可能となります。
議会の活動能力がないとされる「閉会中」をなくすことにより、本会議の多様な運営や災害時の緊急対応や委員会活動の活性化など、議会の機動的、能動的な活動を目指しています。
このことから、森町議会では、臨時会を開くことはなくなります。なお、本会議は、3月・6月・9月・12月の定例に再開します。
詳細は、「森町議会会議条例(100KB)」及び「森町議会会議条例の実施に関する要綱(71KB)」をご覧下さい。
本会議
本会議は、議案などを審議したり、議会の最終的意思を決める会議で、原則として議員の半数以上の出席がなければ開くことができません。町長が議案について提案理由を説明したり、議員が議案や町の事務などについて質問したり、意見を述べたりするのもこの会議です。
委員会
町議会で取り扱う問題は、数が多く、内容も幅広い分野にわたっています。そこで、これらをいくつかの部門に分けて、効率的・専門的に審査するために委員会を設けています。
委員会には、常任委員会、議会運営委員会、特別委員会があります。
【常任委員会】
議会に設置されている委員会で、行政事務の調査、条例などの議案、請願・陳情の審査を行います。
森町には、3つの委員会が設置されていて、議員は必ず1つの委員会に属することになっています。
委員会の名称と所管事項は次のとおりです。
委員会名 | 定数 | 所管事項 |
総務経済常任委員会
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7人 | 総務課、防災交通課、税務課、契約管理課、企画振興課、出納室、農林課、水産課、商工労働観光課、建設課、上下水道課、消防本部、農業委員会、選挙管理委員会、固定資産評価審査委員会、監査委員及び支所の所管課に関する事務並びに他の常任委員会の所管に属しない事務 |
民生文教常任委員会 | 7人 | 保健福祉課、住民生活課、子育て支援課、環境課、特養ホーム、教育委員会、国民健康保険病院及び支所の所管課に関する事務 |
広報広聴常任委員会 | 13人 | 総務課、企画振興課及び支所の所管課に関する事務 |
所管事務調査について
常任委員会は、議会から付託された事件を専門的に審査し、その結果を議会に報告し、議会としての最終的な意思決定に資することを主な任務としています。
また、常任委員会は、所管に関する事務について能動的に調査を行う権限も有しており、これを「所管事務調査」と言います。
森町議会では、所管事務調査を活用し、閉会中でも常任委員会を開催しています。
【議会運営委員会】
円滑な議会の運営を期するため、議会運営全般について協議し、意見調整を図る場として設置されています。
委員会名 | 定数 | 所管事項 |
議会運営委員会 | 7人 | 議会の運営に関する事項、議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項、議長の諮問に関する事項 |
【特別委員会】
特定の問題について審査するために、必要に応じて特別に設けられる委員会で、その問題の審査または調査が終了すれば消滅します。