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町長あいさつ

町民の皆さん、こんにちは

 今年の冬は例年になく寒かったようですね。
 雪もしっかりと降り、冷え込みも厳しく、ウインタースポーツ関係の企業にとっては良かったのではないでしょうか。
 今月は平成22年度の予算を決定する月でもあります。財政は非常に厳しく予算を組むのにも大変でした。これからは毎年このように厳しい予算を組むことになると思います。
 昭和40、50、60年代はわが国にとっても森町にとっても上り坂の時代でした。ベルリンの壁の崩壊と同時に起きたバブル崩壊と共に、日本の経済は次第に下り坂へと転じ、小泉政権の三位一体改革で森町にも大きな影響が及び今日に至っております。  他の市町村では、国の財政に合わせたなりの財政改革が進んでおるのですが、森町は全く手付かずの様相でした。国も家庭も役場も、台所は同じです。入ってくるお金に合わせて支出を考えなければなりません。
 この数年、入ってくるお金以上にお金を使い過ぎて、使える貯金が全く無い状態になっております。詳しくは4月号の広報でわかりやすく報告できると思いますが、非常事態です。
 しかし、このような状態を脱するのはそれほど難しいことではないのです。
 ただ、昔に戻るだけのことです。それを思い切ってやるかどうかだけなのです。
 やれるかどうかではなく、やるかやらないかが森町の運命を決めることになります。
 町民の皆さんにも、多大な協力を仰ぐことになります。
 一昨年、97歳で亡くなられた詩人の坂村真民先生が「あとからくる者のために」という詩を残されておりますのでご紹介します。

「あとからくる者のために」 坂村真民

 あとからくる者のために
 苦労をするのだ 我慢をするのだ
 田を耕し種を用意しておくのだ
 あとからくる者のために
 山を川を海をきれいにしておくのだ
 ああ、あとからくる者のために
 みな、それぞれの力を続けるのだ
 あとからあとから続いている
 可愛い者たちのために
 未来を受け継ぐ者たちのために
 みな 夫々自分で出来る何かをしてゆくのだ
 

   ちょうど、森町の現状を言ってくれているような詩です。我々の苦労や我慢が将来の森町を支える「可愛い者たち」の素になると確信しております。色々と町民の皆さんにご協力を求めることになりますが、よろしくお願いを申し上げます。
 今年も5月3日から桜まつりが始まりますが、森町の桜は北海道だけではなく、関東にも知られてくるようになりました。種類が多いのと桜の木の下が絨毯のような芝生になっているのは、森町だけらしいです。何でもオンリーワンというのがいいですね。  そして5月9日には恒例の歌謡ステージがあります。昨年は美川憲一さんでしたが、今年は前川清さんとのことです。語りは美川さんに勝るとも劣らないですし、唄も美川さんとは違うジャンルで魅力的です。地方の友人、知人に是非声をかけていただき、一人でも多くの方の参加を呼びかけていただきたいと思います。
 暦の上では春ですが、朝夕は冬です。風邪を引かないよう、外出時は一枚でも多く着込んでからお出かけください。
 町民の皆さんのご健勝を心より祈念申し上げます。

平成22年3月
森町長 佐 藤 克 男

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