町長あいさつ
町民の皆さん、こんにちは
いよいよ本格的な夏に突入です。神奈川に居た頃は5月中旬から仕事場や家でエアコンをつけなければならないほどの暑さでしたが、昨年の森ではエアコンが欲しいと思ったことはありませんでした。昨年は冷夏と言われ、今年の春先は寒かったですが、これからはエアコンが欲しくなるほどの暑さになればよいと願っております。
夏は暑く、冬は寒くが景気が良くなる第一条件です。秋に稲穂が黄金色に輝くには、そこそこの雨とジンジンするような暑さが必要とのことです。また、果物が甘くなるにも日照時間が長くなることが大切です。
役場の決算は4月の始めから翌年3月末までの期間ですが、今年も5月末に平成21年度の決算がほぼ決定されました。数年に渡って5億円前後の基金(貯金)を調整(取り崩)して赤字を回避してきた決算が、今年は経常支出を約5億円削減することができたため、基金を取り崩すことなく決算できました。
これは町民の皆さんの協力のお陰でございます。しかし、これは出血多量状態であった森町の財政が、取り敢えず血が止まっただけです。いつまた、出血状態になるかもしれませんので安心はできません。財政改革に取組み、一年で出血が止まったことは喜ばしいことです。これからも町民の皆さんの協力を仰ぎながら財政健全化に努める覚悟です。
財政健全化は我々の子どもや孫に輝かしい希望の持てる未来を与える重要なことです。そして、森町に住めるように移住を勧めたり、有力な企業を誘致する絶対条件の一つです。
町民の皆さんもご存知の通り、国の財政はかなり逼迫しております。今後は国からの交付金が増えるということは望めません。色々な面で引き締めが続くと思われますが、これからの森町はそのような流れに逆らうことなく倹約に努めなければなりません。小さな役場を計画しなければならないのです。しかし、倹約ばかりではなく森町の産業の発展や新規産業の開拓にも努力していかなければ、森町の輝かしい将来は築けません。
6月13日に横浜で「北海道森町ふる里の会」の総会が開催され、その出席者の一人から「NHKラジオの全国放送で森高校の就職率100%をかなり長い時間紹介していましたよ」と嬉しそうに私に報告してくれました。今や森町の企業が森高生を採りたくても中々採用できない状態です。役場でも門戸を開いているのですが、昨年は合格者がおりませんでした。
森町の子どもが森町に勤めたくなるような魅力ある街づくりの第一歩が、役場の財政健全化です。この財政健全化は下りのエレベーターを登るような苦しい仕事ですが、後戻りせずに迅速に進めなければならないのです。
苦しさの先には必ず輝ける明日があるのです。これは役場だけではできません。町民の皆さんの協力が絶対条件です。どうか、どうか宜しくご協力を願います。
今年は昨年に引き続き国政選挙があります。これも町民の皆さんの協力のお陰で前々回の国政選挙に比べ、昨年の選挙は約15%も投票率が上昇しました。今年も「森町明るい選挙推進協議会」が中心となり、町民の皆さんに投票の啓発活動を進めております。是非、若い人に投票へ行くようにお勧め願いたいのです。皆さんの一票が皆さんをはじめ、皆さんの子どもや孫の将来を決めることになるのです。宜しくお願い申し上げます。
季節の変わり目は体調を崩しやすいものですが、暑さに負けずにご自愛くだされますことを祈念申し上げます。