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町長あいさつ

町民の皆さん こんにちは。
この広報が届く頃は桜も散り始めていることと思います。
桜が散れば新緑の季節になります。
私は中学2年と3年のとき、4月から10月まで、今のグリーンピア大沼の奥約1q位のところの営林署の飯場から森中学校に通っていたことがあり、5月から6月にかけての新緑がとても美しかったことを覚えております。
今年は40年ぶりに、故郷の新緑を満喫するつもりです。

国保病院について

今、日本中が医師不足で困っております。お医者さんが大きな病院に移ってしまう現象が続いているからです。
これは複雑な問題が絡んでおりますが、一つには医師の勤務状況が劣悪な状態にあることも大きな原因です。
この森町の国保病院のお医者さんも連続40時間勤務なんてこともあるのです。それが週に2回なんてこともあるのです。

普通、朝8時過ぎに出勤して翌日の8時過ぎまで24時間勤務します。その後、その日も通常勤務をしますが、夕方5時になっても帰れずに帰宅が午後8時、9時になることもあるのです。
それが毎週続くとなると、体だけではなく精神的にも疲労困憊(ぱい)するわけです。
そんな時に心無い患者さんがお医者さんに無理を言うと、当然お医者さんも文句の一つも言いたくなるでしょうし、愛想笑いも出来かねることもあるのです。
森町国保病院は、救急診療は受け付けておりますが、夜間診療や休日診療は受け付けておりません。

夜間や休日に勤務している医師は、救急患者や入院している患者さんのための当直医です。
現在、救急車を使っての患者さんの80%以上が、救急車は必要ではないといわれておりますが、この森町でも同じようです。
コンビニ診療と言うそうですが、タクシー代わりに救急車を使う不届きな(?)町民もいるようです。
このような不届きな町民のために本当に救急医療が必要な患者さんが、救急車を使えない事態も過去にあったそうです。
救急車を使うということは、生死にかかわる重篤な患者さんの場合だけです。具体的には歩けるような方は、救急車は使えないと言うことです。

ごく一部の町民のために、本当に救急車が必要な患者さんが迷惑したり、お医者さんが森町から離れてしまうようなことがあってはなりません。
お医者さんの報酬を森町はたくさんっていると言う町民の方もおりますが、とんでもないことです。

他市町村と比べたら、現在森町に居てくれるお医者さんに感謝しなければならないほどの、お医者さんとしては決して多くはない報酬です。現在の森町国保病院のお医者さん、看護師さんは劣悪な労働条件にも関わらず頑張ってくれております。 私は医師と看護師の劣悪な勤務状況を改善して、笑顔で患者さんに接することが出来るように、環境整備をするつもりです。
それについて、町民の皆さんにも多大な協力をお願いするものです。

くれぐれも、歩けるような方が救急車をタクシー代わりに利用したり、町の有力者であったからということで特別に対応してくれなどと、病院に無理難題を言わないようにお願いします。 私からも病院には、そのような方には毅然とした対応をするように厳しく申し入れておりますので、ご承知のほどを願います。

森町は世界でも稀な永続地帯

先月、私は東京や札幌に三度ほど出張で出かけました。
東京では総務省、厚生労働省、国土交通省へ直接訪問をしたり、新米市町村長の研修にも参加しました。
札幌では各業界の総会が主でした。 その中で感じたのは、やはり情報はその根源からいれるようでなければ、真実は伝わりにくいということでした。
たまたま、私の友人や代議士の先生の協力で普通ではお会いできない各省庁の幹部にもお会いさせていただきましたが、森町のことを伝えましたら、皆さん驚いておりました。

何に驚いたか?

それは、食料自給率276%とエコエネルギー(地熱発電)でのエネルギー自給率189%です。これは永続地帯と言うそうですが、世界的に見ても貴重な存在のようです。
現在、エコツーリズムが盛んですが、森町を北海道のエコツーリズムのメッカと言うことで日本だけではなく世界中に発信したいものですね。
5月は一年中で一番過ごしやすい季節ですが、暑さ寒さの、寒暖の差の激しい季節でもあります。どうか体調を崩さないようにご自愛くださいませ。

平成21年5月
森町長 佐 藤 克 男

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