町長室から2010年8月

  • 2010年08月03日
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 町民の皆さん、こんにちは。
 先月行なわれた参議院議員選挙は町民の皆さんの協力で、投票率アップ率が5・85%となり、道内179市町村で第2位となりました。また、人口1万人以上の町では第1位でした。
 昨年の衆議院議員選挙でも4・42%の上昇率でしたので、国政選挙では2回続けて高い上昇となりました。前回の参議院議員選挙は渡島管内で最低の投票率でしたが、今回の選挙では9市町のうち、6位になりました。
 これも町民の皆さんの協力の賜物でございます。ありがとうございます。心から感謝申し上げます。「森町明るい選挙推進協議会」の皆さんは、選挙告示前から投票啓発運動を繰り広げ、大変お世話になりました。
 このようにボランティアの皆さんの協力があって、このような成果を上げられたものと確信しております。今後とも宜しくお願い申し上げます。
 さて、私は4月5日に議会議長宛に議会要請書という文書を提出しました。内容は議員報酬と議員定数の削減要請についてです。
 しかし、4カ月も経とうというのに未だ返事をもらえておりません。6月議会の後にも議長・副議長との懇談の場を持ちたく、要請をしましたがこれも何等返事がありません。
 議員の報酬削減については、町職員の給与が10%から18%の削減を実施しているにもかかわらず、今年の議員報酬の削減が7.7%では余りにもバランスが悪いので、20%の削減にしていただきたいと要請しました。
 議員のほとんどはご自分の仕事を持っていたり、年金受給者で議員報酬は生活給ではないはずです。また、議会や委員会への出席は年に59回(この3年間の平均)で月平均すると5日間弱です。一日当りの日当が5万4千円強になりますので、4万4千円強にしていただきたいとの要請です。
 私は決して無理な要請をしているとは思いません。議員といえば町の大幹部です。わが町は財政が逼迫しているため町民の皆さんにもご無理をお願いしておりますし、役場に出入りする協力会社にもかなりの厳しい要請をしております。
 議員報酬は議員が発議という形で議会へ議案を提出し、議員が決議して決めるのです。町長の決裁事項ではないのです。もちろん、町長の決裁権が全くないかといえばそうでもないのですが、そこは議会の常識を信じてそのような形になっているのです。
 議会は他の市町の議員と比べ、決して多くはないと町民に説明しているようですが、他の市町は森町ほど財政が逼迫しておりませんし、職員や町民に無理をお願いしておりません。
 森町の財政がこれほど悪化している原因の一つに、議員のオンブズマン(行政を監視する人)としての機能が働いていなかったことも大いにあるのです。そのようなことから私は議会に議員報酬削減を強く要請したのです。
 2つ目の議員定数の削減ですが、私から12人にしていただきたいと要請しているにもかかわらず、私の意見を完全無視して16人に決めてしまいました。
 函館市は28万8千人の都市ですが、議員定数を30人に決めました。また、友好町であります静岡の森町は我が森町より千人ほど人口が多いのですが12人です。
 現在、我が森町の議会でよく発言(質問)される議員は10人未満です。昔は地域の代表として地域の要望を役場にしていたものですが、現在は議員の役目は変わってきております。自分の出身地域や支持母体への利益誘導は、議員として失格とまで侮られる時代になりました。
 町議ならば町全体の将来、町民の将来、経済や文化にも通じて議会活動をしてもらわなければならないのです。町内会館や町道の補修などの要望は町内会の代表が役場の担当課に要請すれば、重要性を検討して優先順位をつけ処理させていただきます。
 これからの議員本来の役目は自分の出身地区の利益誘導や、支持者の役場への雇用斡旋ではありません。町や町民の将来を考えて提案したり、町の不正がないか、監視する役目でもあります。そのような意味からも森町の議員は12人で充分と思うわけです。
 企業も役場も少数精鋭が原則です。議会だけが例外ではありません。議員の一部から「議員の数が少なくなれば民意を反映できないかもしれない」との声があるようですが、町民の皆さんもそのようにお考えでしょうか?
 先月号の広報で、私はようやく出血多量の状態を止めることができましたと報告しましたが、町の財政改革は始まったばかりです。それには町の大幹部である議員の方たちが一緒に汗を流す姿勢がなければ、この財政改革は成功しません。もちろん、数人の議員の方で私と同じ考えの持ち主も居られることは事実ですが、少数のために声を上げることさえできない状態と聞いております。そのようなことから、私はこの広報にはがきを添付しました。町民の皆さんのご意思とご意見を聞かせていただきたく思います。
 いよいよ本格的な夏到来です。暑いときには熱いものを食べるのが夏バテを防ぐ方法です。生まれて60年、一度も夏バテを知らない男は夏の暑いときでも熱いラーメンを汗だらけになりながら食べております。でも余りご無理なさらずに...。