町長室から2012年2月

  • 2012年02月02日
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 町民の皆さん、こんにちは。
 今年は元旦から穏やかなお正月を迎えることができましたが、森では珍しく氷点下10度以下の日が続くなど、冷え込みが厳しく冬らしい季節になりました。
 雪が多かったり冷え込みが厳しいと冬が嫌になりますが、この冬があるおかげで脂ののった美味しい魚を食べられたり、実り多い農作物が豊作になったりすることも事実です。ちょっとだけ我慢しましょう。

 広報もりまち1月号の野村議長の新年挨拶の中で、何点か意味が判らないことがあるので教えて欲しいとの町民の声がありましたので、お答えをさせていただきます。
 1つは「『通年議会で議会改革が行なわれた』と書かれているが、町長も通年議会が議会改革と思うのか」という質問でした。
 今まで定例議会以外で議決が必要なときは、臨時議会を町長が1週間位前に召集して行なわれておりましたが、通年議会は毎日開かれているのと同じだから、いつでも開けるといいます。
 しかし、通年議会になったからといって毎日議員が議会に来るわけでもありませんので、やはり今までと同じように10日ぐらい前に議員を召集しております。結論は前と同じということで議会改革でもなんでもなく実質上文字を変えただけで、私の見方は「言葉を変更」しただけで、町民の皆さんにも議員にも何にも変化がないということです。
 次に、「『2年連続で決算が不認定になった』と書かれていたが、不認定とはどういうことか」との質問でした。
 それは町として、歳入・歳出の結果(決算)を議会に提示して予算と比べて不正や不合理なところがなければ承認してくださいと内容を説明し、その結果を求めても、議会がそれを認めないことを不認定といいます。
 2年連続とは、平成21年度と平成22年度の決算を不認定にしたということです。
 平成21年度においては何の根拠もなく、自分達(議会)が承認した予算どおりに執行したにも関わらず不認定としたのです。私としては、なぜ不認定とされたか意味がわかりませんでした。
 平成22年度の決算の不認定においては、一昨年私は職員が15%からの給与削減を行なっているので、議員の方達には20%の報酬削減と定数削減を議長宛に4月に公文書で申し入れたものの、7月になっても返事が来ないことから、町民の皆さんにアンケート調査を行いました。そのはがきの費用と、当時北海道新聞社の報道に問題があったため、事実を明らかにした広報の号外の費用を認められないとして決算を不認定にしたものです。
 しかしこの2件は、昨年1月に2名の町民から審査請求があり、監査委員が審査した結果、全く問題ないと結果が出ていることです。監査委員は2名で構成されておりますが、そのうちの1名は現職の議員が務めているのです。それにもかかわらず不認定としたのです。
 そのような不認定の議決ですから、議員としての認識をもった議員は不認定にしませんでした。今まで毎年5億円近い基金の取り崩しを続けてきた財政を、この2年間で町民の皆さんの協力を得ながら、また北海道では一番大幅な給与削減に協力した職員のお陰で10億円もの基金の積み増しをすることができ、最悪の財政危機を脱出したことの方が重要で、この2年連続の不認定は何の根拠もない議会の暴走だと私は思っております。
 議員報酬は1日の日当計算にすると、収入額では5万円前後になります。今、消費税の増税が大きな問題になっておりますが、ある政党の党首は「一番最初に協力しなければならないのは政治家、その次は公務員、最後に国民だ」と言っております。これは国政も地方自治体も同じです。
 森町において、これだけ財政を悪くしたのは議員にも大きな責任があるにもかかわらず、現在の議員は責任を回避しているとしか思えません。私は議会改革よりも議員改革が大切だと思っております。選挙で当選すれば誰でも議員になれますが、議員としての仕事ができるかどうかは別だと思います。

 寒さが本格的になりました。風邪などひかないように、また凍れて道が滑りやすくなっておりますので、足下には十分お気を付けください。
 あと2カ月するとあの暖かな春がやってきます。春を待ちましょう!

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