北海道駒ヶ岳活動状況(平成30年1月)

2018年2月14日

札幌管区気象台 地域火山監視・警報センター発表

 

全般概要

2017年11月26日に山頂の浅い所を震源とする規模の小さな地震が増加し、11月27日以降は概ね少なくなっているものの、以前の状態には戻っていません。

地震活動以外の表面現象や地殻変動に変化はみられていませんが、火山活動の推移に引き続き留意が必要です。

平成19年12月1日に噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)を発表しました。その後、予報事項に変更はありません。

 

噴気などの表面現象の状況

山麓に設置した監視カメラによる観測では、昭和4年火口の噴気は観測されませんでした。

 

地震及び微動の発生状況

2017年11月26日に山頂の浅い所を震源とする規模の小さな地震が増加し、ふもとの西山麓観測点で4回、山頂の剣ヶ峯東観測点で44回観測しました。

その後、地震回数は概ね少ない状態で経過していますが、剣ヶ峯東観測点で2017年12月では4日、30日、31日に6回、2018年1月5日にも

3回観測されるなどわずかに増加することがあり、地震活動は以前の状態に戻っていません。発生した地震については震源が求まっていませんが、

火口原浅部で発生していると考えられます。なお、11月27日以降西山麓観測点では地震は観測されていません。

火山性微動は観測されませんでした。

 

地殻変動の状況

GNSS連続観測では、火山活動によると考えられる地殻変動は認められませんでした。

 

 

 

平成28年12月21日より、気象庁ホームページに北海道駒ケ岳の火山観測データが掲載されておりますので、火山活動状況の把握等に活用願います。

 

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