貯水槽の適切な管理について

2010年3月8日
設備のチェックポイント
設備 項目 チェックポイント 備考(措置等)
貯水槽 設置場所 1.管理者以外の者が、立ち入り出来ない構造となっているか。
2.水槽の周囲が整理整頓されているか。
3.床面の排水は良好か。
4.水槽に汚水槽、雑排水槽、湧水槽等が隣接設置されていないか。
5.点検、清掃、修理等が安全、容易な場所か。
1.水槽室、ポンプ室への出入り口は施錠し、関係者以外は立ち入れ出来ないようにしておく。
4.汚水事故を起こす可能性があるものの改善、撤去又は点検頻度を増やす。
5.点検、清掃等のスペース及び通路を確保する。
貯水槽構造 水槽本体の構造 1.破損、亀裂及び漏水がないか。
2.汚染の恐れがある開口部がないか。
3.使用水量に対し容量が過大となっていないか。
4.内部の点検、清掃、修理等に支障のない形状となっているか。
1.槽内部の細かい点検は清掃時に行う
2.揚水管、電極棒等の貫通部分が密閉されていないことがある。
3.受水槽
容量が1日の使用量の4/10から6/10までが望ましい。
高置水道
容量が1日の使用量の1/10程度が望ましい。
4.不必要な仕切りや機器等の撤去。
水槽上部の状態 1.水槽のふたの直接上部は清潔か。
2.汚染のおそれのある機器等を設置していないか。
3.水たまり、ほこり、その他衛生上有害なものが推積していないか。
4.水槽の上部スラブを厨房、駐車場、通路等に使用していないか。
4.汚染事故を起こす可能性があるものを改善し、撤去し、又は点検頻度を増やすことにより事故防止を指導する。
マンホールの状態 1.施錠してあるか。
2.十分なかさ上げをしてあるか。
3.マンホールのふたは密閉されているか。
2.10cm以上
水槽に付帯する開口部の状態 1.オーバーフロー管、通気管に防虫網が設置されているか。
2.オーバーフロー管がない場合、満水警報装置が正しく作動しているか。
3.オーバーフロー管、水抜管の排水口空間が十分確保されているか。
 
水槽内部の状態 1.水槽内にさびが発生していないか。
2.水槽内に異物が混入していないか。
3.水槽内部に沈渣物が堆積していないか。
4.吐水口空間が十分確保されているか。
 
その他 1.水槽内部やマンホールの上部に飲用水以外の管が貫通し、又は設置されていないか? 1.クロスコネクションの禁止

お問い合わせ

上下水道課
電話:2-0985